特定非営利活動法人 里神楽・神代神楽研究会

神楽とは

神楽とは

「かぐら」の語源は「神座」(かみくら)から来ていて神様の依り所を示す。

神様を招き、その前で行われた祭りを神楽と呼んだ。
また神楽は招いた神様を祝福し、お祝いを述べ、神様も一緒に遊ぶ(神遊び)という意味も持っている。
こうして神楽は神社に欠かせない奉迎の舞となったのである。またそのルーツは天鈿女命の舞とされている。 天の岩戸に隠れた天照大御神に何とか出ていただこうと、天鈿女命は舞を舞い、見事に天照大御神を岩戸から招いたこと。

つまり「踊る事で神を招く事」が神楽の原点になった。

また鈴を使うことによって神様に居場所も教えている。
神社のお参りでじゃらじゃらと鈴を振る事やお寺で鐘を鳴らすのも同じ意味である。
昔の人々は金物が一番違う世界に聴こえる音と考えた。こうやって神楽は民間にもどんどん溶け込み現在の形になっていった。

神代神楽とは

神代神楽は面をつけて『古事記』や『日本書紀』の神話を舞う神楽です。

島根県佐陀大社の社家による出雲神楽に発し、関東には埼玉県鷺宮神社にもっともはやく伝わったと言える。 この神楽が土師流神代神楽となり、十七世紀後半に江戸に入った。
それから江戸で盛んだった能や歌舞伎、日本舞踊などの所作や当時流行りだった京都の壬生狂言の
影響を受け現在の形になった。

里神楽とは

この神代神楽を明治ごろから里神楽と呼ぶようになったとか、その前からあったとか、どう違うのかは定かでは無い。
今回里神楽・神代神楽を区分分けするにあたり、お囃子連中や神主さん、神楽師の考えを纏めて私が勝手に決めたのが、『古事記』や『日本書紀』の神話で無く大黒様・恵比寿様など親しみやすい神々の登場する神楽を里神楽として里神楽・神代神楽研究会とした。

座とは

神楽で『座』と言う使い方は色々ある。 十二座、十八座、二十五座などの神楽があり、
出場する神楽師の規模により小規模を十二座、大規模を二十五座と称する。分かりやすく言えば位である。
十二座、十八座、二十五座とは試験で許しを貰えた規模で数が大きい程、位も高くなる。
要するに免許のようなものである。とはいえ演目の数も一曲や一幕では無く『一座』と表したり、
社中の数も『座』と表したりする。ただ演目に関しては最近では一幕と言う場合が多いように思う。

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